2022年2月12日(土)に「小学生ボカロPです」と名乗るしらすPさんがYouTube・Twitter上に現れ話題になっています。
しかし、しらすPさんが投稿した動画がやTwitterをしていることが原因でネットが炎上する騒ぎになり、規約違反ではないか!と賛否両論の声があがっています。
また、小学生ということも年齢も嘘ではないか?という噂も飛び交い、謎多きしらすPさんに疑問が沢山浮かびます。
そこで今回は、
- しらすP(小学生ボカロP)とは?
- しらすP(小学生ボカロP)は規約違反をしているのか?(Twitter/Youtube)
- しらすP(小学生ボカロP)の年齢は嘘なのか?
- しらすP(小学生ボカロP)に対しネットの反応は?
と題し、調査していきます。
それでは早速本題です。
しらすP(小学生ボカロP)とは?
しらすPさんは、2022年2月12日(土)に突如現れた小学生ボカロPです。
YouTubeをメインに活動しているということで、2022年2月時点では動画は2件投稿(筆者が視聴したのは2曲でした)されています。
しらすPさんは小学生とは思えない音源を投稿されていますが、まだボカロに歌ってもらった動画は投稿されていないようです。
しらすP(小学生ボカロP)は規約違反をしているのか?
しらすP(小学生ボカロP)さんは、本当に規約違反を行っているのでしょうか?
しらすPさんがそれぞれ投稿を行っている、TwitterとYouTubeでみていきましょう。
しらすP(小学生ボカロP)はTwitterの規約違反?
下記のTwitterの利用規約をもとに考えると、しらすP(小学生ボカロP)さんは、Twitterの規約に違反しているといえますが、ただ違反しているともいえない現状です。
順番にみていきましょう。
<Twitterサービス利用規約>
1.本サービスを利用できる人
本サービスを利用できるのは、Twitterと拘束力のある契約を締結することに同意し、適用のある法域の法律によりサービスを受けることが禁止されていない者に限ります。また、いかなる場合においても、本サービスを利用するためには少なくとも13歳(Periscopeの場合には16歳)以上でなければならないものとします。ユーザーが、特定の企業、組織、政府、その他の法人のために本規約を受け入れ、本サービスを利用する場合、そのような権限を有していることおよび当該法人を本規約に法的に拘束することができる権限を有していることを表明し保証するものとします。その場合、本規約における「ユーザー」は当該法人を指すものとします。
※Periscopeとは…Twitterが提供しているスマートフォンでの生中継配信・閲覧が可能なアプリのこと
参照:Twitterサービス利用規約より
Twitterの利用規約には、「いかなる場合においても、少なくとも13歳以上でなければならないもの」とあり、小学生ボカロPと名乗っている以上、しらすPさんは13歳未満であると判断されますので規約違反に当たりますね。
しかし、今回もうひとつ考えるべきは保護者の方の存在です。
しらすPさんのTwitterやYouTubeサイトでは、下記のような紹介文が記載されています。
新人ボカロPです。
YouTube等で活動しています。
!attention!
このアカウントは保護者一緒に運営しています
※最後の一文は「元:このアカウントは保護者の許可を貰い運営しています」から変更されています
しらすP 本人のTwitter紹介文より
昨今、子どものSNS利用に伴うトラブルが多く、多くの学校で注意喚起を行うことが通常となっていますが、勿論Twitterも例外ではありません。
そこで今回、しらすPさんの紹介文に「保護者と一緒に運営」という文言を入っていることでただの規約違反と判断するには困難な状態となります。
<Twitterでの保護者の同意について>
Twitterのサービスを利用するには、13歳以上である必要があります。国によっては、法の定めにより13歳以上であってもサービスの利用に際し保護者の同意が必要な場合があります。年齢要件を満たさない場合、Twitterは当該アカウントをロックし、再度有効にするには保護者の同意が必要である旨を記した通知を送ります。
<ユーザー側に必要な手順>
アカウントについて保護者の同意が必要である通知を受け取り、Twitterを利用するための他の要件を満たしている場合、保護者がこちらのフォームに記入する必要があります。処理には最長60日間を要する可能性があるため、フォームへの記入はできるだけ早急に完了されることをお勧めします。
アカウントが再度利用可能になり次第、Twitterから通知します。
参照:Twitter ヘルプセンター
Twitterでは、13歳未満で規約違反と判断すると、保護者の同意が必要と通知を送るとあります。
しらすPさんの紹介文には、きちんと「このアカウントは保護者一緒に運営しています」とありますから、保護者の同意のもと管理・運用していると判断されるのではないかと考えます。
しかしこのことに対し、ネットの一部では「保護者が運営しているなんて、いくらでも書ける」「小学生であることは嘘じゃないか?」と囁かれていますが、これらに対する正しい情報は現時点でははっきりしませんでした。
しかし、Twitterから保護者の同意が必要のための審査フォームの入力欄をみると、
- 本人確認書類…公的機関から発行された身分証明書のコピー(運転免許証、パスポート、出生証明書など)
- Guardianship Information…お子様の代理人であることを認める書類(委任状、出生証明書、未成年者の親または後見人としての権利を示す書類など)
上記2点のアップロードを求められることもあり、結構厄介なことになりそうです。
そこまでのリスクを冒して、しらすPさんは「小学生ボカロP」と名乗るのか…真相は現時点では謎のままですね。
しらすP(小学生ボカロP)はYouTubeの規約違反?
しらすP(小学生ボカロP)さんは、YouTubeの利用規約に違反はしていません。
<本サービスの利用者>
年齢に関する要件
本サービスを利用するには、13歳以上である必要があります。ただし、親または保護者によって有効にされていれば、あらゆる年齢のお子様に本サービスおよびYouTube Kids(利用可能な地域の場合)をご利用いただけます。
親または保護者による許可
お住まいの国や地域で未成年と見なされるユーザーは、本サービスの利用について親または保護者の許可を得ていることを表明するものとします。本契約を親または保護者と一緒にお読みください。
参照:YouTube利用規約
YouTubeでは、世界中で小さいお子さんの動画が投稿されていますが、いずれも親または保護者の許可を得ていることが大前提となっています。
しらすP(小学生ボカロP)さんも例にもれず、「このアカウントは保護者一緒に運営しています」とYouTube紹介文に表記していることから、YouTubeの規約違反はしていないと判断できるのではないでしょうか。
また現在、しらすP(小学生ボカロP)さんのYouTube動画は1曲目のみ公開しており、2曲目が非公開になっています。
2曲目非公開の理由として、下記Twitterより情報を得ました。
しらすPさんの2曲目の動画は…
「GarageBandや他サイトのループ音源や素材を使って作った曲です。ここまで評価されると思っていなかった。完全オリジナル曲ではない為父と相談して非公開にしました。応援してくださった方々、本当にすみません。」
@NaHiさんのTwitterより
しらすP(小学生ボカロP)の年齢は嘘なのか?
しらすP(小学生ボカロP)さんの年齢(小学生)は嘘かどうかについては、現時点では噂でしかありません。
小学生の場合、年齢が6~12歳であると考えられますが、具体的な年齢も公表されていません。
現時点では嘘であると確証がもてる情報はなく、ネット上での発言が炎上したことによるデマのようです。
しらすP(小学生ボカロP)に対しネットの反応は?
しらすP(小学生ボカロP)さんに対するネットの反応はどうでしょうか?
「応援してます!」「頑張って!」という声から、ネガティブな声など様々です。
まとめ
- しらすP(小学生ボカロP)とは?
- しらすP(小学生ボカロP)は規約違反をしているのか?(Twitter/Youtube)
- しらすP(小学生ボカロP)の年齢は嘘なのか?
- しらすP(小学生ボカロP)に対しネットの反応は?
と題し調査していきました。
2月12日に突如現れてから、まだまだ謎が多いしらすP(小学生ボカロP)さん。
筆者はただただ「凄いなぁ。小学生が世に音楽を出せる時代になったんだ…」と感心してしまった一人なのですが、折角の好きな曲作りを、規約違反しない範囲で大いに楽しんで頂きたいと願っています。
そして、Twitter・YouTubeへの紹介文通り「小学生ボカロP」のしらすPさんであることを願っています。
最後までお読み頂き、有難う御座いました。
コメント