沖縄県那覇市出身の女性ラッパーAwich(エイウィッチ)さん。
数々の著名アーティスからの絶大な支持を得ているAwichさんですが、彼女の壮絶な人生をご存知でしょうか。
夫(旦那)が既に死別されてしまったということですが、死因は何なのか?
Awichさんにとって大きな支えとなっている娘さんとはどんな方で年齢はいくつなのか?
彼女の歌には魂を揺さぶる楽曲が多いですが、その理由とは?
今回はそんなAwichさんの壮絶な人生を紐解くべく、
- Awich(エイウィッチ)の旦那の死因は?
- Awich(エイウィッチ)の娘の年齢は?
- Awich(エイウィッチ)が歌に込めた想いとは?
と題し、リサーチしていきたいと思います。
それでは早速本題です。
Awich(エイウィッチ)の旦那の死因は?
Awich(エイウィッチ)さんの夫(旦那)の死因は、銃殺でした。
では夫(旦那)が銃殺されてしまった経緯をみていくにあたり、Awichさんと夫の出会い・馴れ初めはそもそもどういったものだったのかも併せてみていきましょう。
Awich(エイウィッチ)と夫の出会い
Awichさんは19歳の頃(2005年頃)アメリカに引っ越します。
渡米して2ヶ月くらい経った頃、Awichさんに声をかけてきたのが14歳年上の夫(旦那)であり、2人はタトゥーのデザインで意気投合し、Awichさんはクラブ通いを止め、勉学に打ち込んでいったといいます。
”沖縄の音楽を広めるためビジネスの勉強がしたい”との強い思いから、インディアナポリス大学に留学する行動派のAwichさん。
娘の出産と夫の訃報
Awichさんは大学在学中の2008年に結婚し、娘さんを出産しています。
しかし、Awichさんは結婚するまで知らなかったんです。
夫(旦那)が麻薬密売人(=ハスラー)という顔を持っていることに…。
そのため、Awichさんが妊娠5ヶ月のときに刑務所に収監されていたといいます。
夫(旦那)が出所してから3日後にAwichさんは無事娘:トヨミ・ジャミラ(=鳴響美)さんを出産していますが、夫(旦那)の生活は相変わらずだったとか…。
当時は、夫(旦那)の名前を出せば仕事にも就けないような状態で、娘さんが寝ている間に誰かに発砲される状況が続いていたというのですから、心身ともに休まる時間がないといった状態だったんですね。
このような状況下を懸念し、銃社会でいつ命に危険が及ぶかも分からない土地を離れ、平和な日本で新生活を始めようとしていた矢先、2011年に夫(旦那)が事件に巻き込まれ、銃殺されてしまいます。
夫(旦那)との出会いから6年、結婚生活わずか3年という、あまりにも急すぎる出来事…。
このとき、Awichさんは娘さんと一時日本に帰国していたのですが、夫(旦那)とは喧嘩中だったため、夫からのメールも電話も無視してしまっていました。
そして、最後に届いていたメールには、
「I miss you and I love you,I hope everything is good with you」
(君が恋しい、愛してる。すべてが上手くいくことを祈っている)
というメッセージが残っており、このメッセージが届いた数時間後に夫(旦那)は亡くなったとのことです。
Awich(エイウィッチ)を救った夫の言葉
Awichさんの夫は、『絶対に音楽をやめるな。書き続けろ』といつも言ってくれていました。
この言葉が、Awichさんの背中を押してくれる大切な原動力だったそうです。
そんな夫(旦那)は生前に、
「死んだら海に流してほしい」
と遺言を残していたため、彼との約束を守るべく、Awichさんと娘さんの2人は沖縄の無人島の海に出掛け、遺灰を散骨しました。
誰もいないビーチで、2人きりで灰まみれになりながら、その灰が風になり、水になり、娘の肌に、心になるようにと願ったというAwichさん。
「どんな状況でも私は歌詞を書いて歌うことをやめなかった。
参照:an・an NEWS
音楽やってる友達のスタジオに行ったりステージに立ったり、アメリカでもそんなことをずっとやってた。
特に旦那は『絶対に音楽をやめるな。書き続けろ。』と言ってくれていました。」
悲しい死の後も、Awichさんの夫(旦那)はこの言葉でAwichさんを支えていたんですね。
それは、楽曲『Queendom』(=女王国)や、後述する『Ashes(アッシズ)』(=灰)、『Jah Love』の歌にも強く込められています。
魂のこもったAwichさんの楽曲は、胸が締め付けられます。
Awich(エイウィッチ)のプロフィール
▶Awich(エイウィッチ)さん
▶本名:浦崎 亜希子(うらさき あきこ)
▶「Awich」の由来:
本名「亜希子」を英語に直訳した
「亜細亜→Asia」「希望→Wish」「子供→Child」を略した造語
▶生年月日:1986年12月16日
▶年齢:35歳(2022年4月時点)
▶出身地:沖縄県那覇市
▶家族:夫(14歳年上のアメリカ人/死別)
長女:トヨミ・ジャミラ(=鳴響美)(2008年生まれ)
— 学歴 —
▶出身大学:インディアナポリス大学(起業学とマーケティング学の学士号取得)
▶▶▶Awichさんの学歴の詳細については、こちらの記事でまとめています

Awich(エイウィッチ)の娘の年齢は?
Awich(エイウィッチ)さんの娘さんは、2022年現在13~14歳と考えられます。
前述した通り、Awichさんは大学在学中の2008年に結婚し、同年に娘さんを出産しています。
そのため、2022年現在は13~14歳になっていると考えます。
娘さんの名前は、トヨミ・ジャミラ(=鳴響美)さんと言い、愛称は「ヨンジャ」。
Instagramではダンスを披露することもあり、音楽活動はヨンジャ(「Yomi Jah」)で行っているとのことです。
また、AwichさんのMVやコンサートにも出演しており、そこでは歌を歌うこともあり、とても格好いい女性に現在進行形で成長しています。
幼い娘にも包み隠さず真実を
2011年にAwichさんの夫(旦那)が亡くなった際には、娘:トヨミ・ジャミラさんは何日も何日も「何故こうなったの?」「なんで殺されたの?」とAwichさんに問いかけたといいます。
当時、娘:トヨミ・ジャミラさんは若干3歳くらい。
しかしAwichさんは父親の死を誤魔化したりはせず、出来る限り分かりやすく、トヨミ・ジャミラさんが理解するまで根気強く、でも本当のことを話したそうです。
Awichさんの娘:トヨミ・ジャミラさんと向き合うこのような姿・姿勢があったからこそ、今のトヨミ・ジャミラさんがあるんでしょうね。
「Yomi Jah」という名前で娘:トヨミ・ジャミラさんが客演している楽曲『Jah Love』(↑)は、2018年6月17日の父の日にちなんだスペシャルバージョン”Happy Father’s Day Edit”が公開され、トヨミ・ジャミラさんが亡き父を歌っている姿はグッとくるものがあります。
Awich(エイウィッチ)が歌に込めた想いとは?
Awich(エイウィッチ)さんが歌う数ある楽曲の中で、夫(旦那)と娘を想う歌『Ashes』や『Queendom』が印象的です。
Awichさんは2008年に留学先で出会ったアメリカ人男性と結婚し、同じ年に愛娘を出産。
家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先に、夫(旦那)が銃殺されるという経験をしています。
楽曲『Ashes(アッシズ)』とは、「灰」の意味。
このMVでは、当時の映像や、亡き夫の遺灰をAwichさんと娘さんの2人だけで海に散骨した再現シーンなど、悲劇を乗り越えてきた母娘の絆や、「悲しみ、イタミにも、全てに意味がある。そう思うことで優しく強くなれる。前に進める。」というAwichさんのメッセージ込められています。
亡き夫を弔うエピソードをリアルに綴った楽曲『Ashes』のMVは、2018年6月17日の父の日に公開され、より一層Awichさんのメッセージ性を感じます。
Awichさんは、深い悲しみから抜け出す術について下記のように話されています。
「今あるものに感謝すること。
参照:an・an NEWS
失ったものが悲しくて辛かったとしても、そのシチュエーションに隠された良い面と悪い面を見つけて。
私の場合は旦那が死んでひとりになって、どん底を感じた、この感情こそが財産なのかもしれないと思った。
だからどんなことが起こっても、そこから立ち上がったストーリーに自分で価値を見出してあげて」
痛みを知っているAwichさんだからこそ伝えられる言葉ですね。
Awichさんの楽曲に心が締め付けられる理由が分かった気がします。
Awichさんの素晴らしさは、音楽業界の中でも人気アーティストの藤井風さんや、RADWIMPSの野田洋次郎さんが絶賛されており、今後もAwichさんと娘:トヨミ・ジャミラさんの共演も交えながら、数々の楽曲が生まれるのだろうと期待してしまいますね。
まとめ
▶Awich(エイウィッチ)の旦那の死因は?
→ 事件に巻き込まれ銃殺
▶Awich(エイウィッチ)の娘の年齢は?
→ 2008年生まれであり、2022年時点で13~14歳
▶Awich(エイウィッチ)が歌に込めた想いとは?
最後までお読み頂き、有難う御座いました。
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